はじめに
PySide2を使った複数人でのツール開発のためのモデル/ビューアーキテクチャにも対応したデザインサンプルです。
これにより、モデラー、ビューアーなどで作業を分担しながらツールを開発することができます。
また、このサンプルでは通常のPySide2では使用できないカスタムプロパティを使用できるようにQSSを拡張しています。
そして、カスタムFontや画像を簡単に使用できるように、ビルド可能なbatを用意しました。
このプロジェクトはモックアッププロジェクトの為、実際に動作が期待できるような機能は実装していませんが、これらの機能も簡単に実装することができます。
拡張機能
このサンプルにはPySide2を拡張したクラスがいくつかされています。
例えば、QCircularSliderです。これは円の形をしたスライダーです。そういった拡張したクラスも.uiを利用して問題なくレイアウトできます。
Candyboxが動作するように設定する。
- Python3のインストール
まず、Python3をインストールしましょう。サンプルではPython 3.10.6を使用しました。 - virtualenvの作成
VSCodeでFolderを開き、makevenv.batを実行しましょう。しばらくすると、 ../candybox/.venv が作成されているはずです。 - 3.Pythonモジュールのインストール
pipInstall.batを実行しましょう。様々なモジュールがインストールされるはずです。 - 実行とデバッグ
Run And Debug Candyboxを起動してください。